2022年7月28日(木)
グループ年間売上No1,グループ最優秀店舗賞、二年連続二連覇達成の思考術
・長いキャリアと自分の順位。
もちろん嬉しいですよ。でも、キャリアが長いので感謝と謙虚な気持ちの方が大きいですね。
ホスト業界はNo.1をとっても一発屋で終わってしまう子が多いんですよ。
No.1は継続することが大切で、そしてそれがNo.1を取ること以上に難しいことだと思います。
店舗No.1と自分のNo.1は比べようがないですけど、店舗二連覇は従業員全員で一丸となって取れたものなので、店舗二連覇の方が嬉しい気持ちが強いですね。
僕が店の従業員たちに背中を見せて頑張れたってところで、
僕個人の売上げと通じているものがあるんじゃないかなって思います。
他の店舗に比べてARTHZは平均年齢が高いんですよ。
他の店舗だと平均年齢20代前半が多い中、ARTHZは20代後半から30代くらいの従業員が多いです。
そんな中でホストは年齢じゃないということを見せれたことは大きいと思います。
・最優秀店舗賞のアドバイザーとして
男の子って数字の世界で生きてる中だと、どうしても背中を見て育つみたいな所があると思うんです。
なので、従業員に自分の仕事の姿勢を見せることは常に意識してます。
仕事外のところでも24時間仕事のことを考えるように意識はしていて、 立ち振る舞いは常に気を配るようにしてます。
まあ従業員にどう伝わっているかはわかりませんけどね。笑
・二連覇の苦労
1位と2位の違いって、駆けっこと同じだと思います。
1位は前に誰も走っていないので孤独との戦いっていうか、自分との戦いというか。もちろんその中でも2位と3位の人たちに刺激を受けながらですけどね。
下からの突き上げがなければ胡座かくじゃないですけど、余裕かましちゃうみたいなところがあると思うので。
そこにもまた感謝ですね。
・常にストイックに
人からの評価されてるものって、結果が出てるから評価されてると思うんです。
努力過程ももちろん大切ですけど、結果が出なければそもそも見てもらえないところなので。
努力過程を評価するのはあくまで周りの人であって、自分でするべきところではないです。
No.1を取れているから、今の僕の評価に繋がっていると思いますけど、
もし取れなかったら、どんな努力過程も認められてないって思います。
そこが自分自身でも結果主義になってストイックにやっていけるところですかね。
・人との間合い
お客様や従業員に限らず、その人が何を考えているのか、何を求めていて、何を悩んでいるのかは常に考えて真摯に向き合うようにはしています。でも、誰しも踏み込んでほしくない領域ってあるじゃないですか。
ただただ話を聞いてほしいって時もあるだろうし。踏み込んでほしくないところには踏み込まない。
その物差しが人より少し優れているのかもしれませんね。それが結果につながっている所はあると思います。
ホストのイメージって、女騙してとか、遊び人とかだと思うんです。
僕が好きじゃないのが、「いくら使わせてやったぜ」みたいな発言です。そういうことを言った従業員には「使って頂いただろ」って訂正させますね。僕らの売上はあくまでも、僕らのサービスの対価として受け取っているものなので、勘違いしちゃいけないところだと思います。
・意外なライバル、同期達。
幼馴染がALLSTER GROUPのART STeRで社長をやっているんですけど、5歳からずっと一緒です。笑
今僕がいい結果を残せているのは彼の影響が結構大きいと思います。最初は彼に負けたくないってところから始まりましたね。
ALLSTER GROUPの現代表も元々同じ店舗で働いていたので、そこでの切磋琢磨は今の僕らに繋がっていると思います。
・ホスト以前は?
東京の新宿区出身です。
昔はどうしようもなかったですね。笑
やってはすぐ辞め、やってはすぐ辞めで職を転々としてました。一番定着して、長く続いてるのがこのホストって職業でした。
・従業員とは
ホストをやっている子達は家庭環境が複雑な子が多いと思います。僕がそうでしたね。母子家庭で一人っ子で一人で過ごす時間が多かったので。僕は従業員は家族、兄弟みたいに思ってます。
自分のキャリア的にも若い子が入ってくると、自分の息子みたいに感じてしまいますね。笑
・ホストとしてのゴール
自分の店を持って次世代のホストを育てて、千葉のホスト業界を盛り上げたいですね。
自分の作ったお店でALLSTER GROUPの最優秀店舗賞を取るっていうのも目標のひとつです。