2024年11月14日(木)
49歳で国内復帰したプロボクサー恵良敏彦 記者会見
大阪ホストクラブ『ONE GROUP』の会長でもある、プロボクサー恵良敏彦(49歳)が日本ボクシングコミッション(JBC)のA級ボクサーライセンスを取得した事を12日、大阪市内の所属ジム(陽光アダチ)で会見した。
日本国内ではオリンピック金メダリストの村田諒太以来の日本ボクシングコミッション(JBC)のA級ボクサーライセンスを49歳にて取得した恵良敏彦(陽光アダチ)が12日、大阪市内の所属ジムで会見し「年齢の壁を感じたことはない。世界を目指します」と意気込みを語った。
福岡県北九州市出身の恵良は19歳でプロデビュー。戦績3勝(1KO)1敗とした20歳で重度のヘルニアとなり引退した。その後に水泳トレーニングなど長いリハビリを経て、41歳でタイのボクサーライセンスを取得。同国のフライ~スーパーバンタム級まで4階級王座やインドネシアのフライ、スーパーフライ級王座、WBAアジアのフライ級王座などを獲得した。アジアに至っては5階級制覇した。今年5月ごろにJBCへ復帰を申請。病院での各種検査を含む審査をクリアし、9月にJBCのA級ボクサーライセンスを発給された。
会社経営で生計を立て、18歳になる娘もいる。「ボクシングに大反対」の妻には、東南アジアでのプロボクサー活動を内緒にした時期があった。「友人がやっている、お茶の仕事を手伝うために出張する」。ウソをついて臨んだ試合で額に3カ所の大きな傷を負い「お茶の仕事で、こんな傷ができるわけないやろ!」と突っ込まれてバレた。娘からは最近「お父さん、格好いい」と好意的に応援されるそうだ。
恵良は「ボクシングをやりたくても、できない20年近い期間がいちばん苦しかった。35歳になって(まだプロボクサー復帰を目指し)周囲から“現実離れしている“頭がおかしい”と思われていた。でも夢はあきらめたら終わってしまう。前へ向かって進むのが楽しい」などと思いを打ち明けた。タイでは当初、相手や階級を選べる立場ではなく、ライトフライ級からスーパーバンタム級まで幅広く活動した。今後はフライ、スーパーフライの両階級を主戦場とするつもりだ。
陽光アダチの安達哲夫会長(78)は「世界チャンピオンを目指す、チャンスを何とかつくりたい」と全面支援する構え。恵良が50歳となる来年の早い時期に国内復帰戦を用意する方針だ。
出典:スポニチ Sponichi Annex
引用
適性はフライ級としつつ、国内復帰にあたっては、複数の階級を視野。アジアボクシング連盟(ABF)のスーパーバンタム級タイトルに触れ「何秒KOだっけ? 54秒です」とニヤリ。一方で、持ち味は「スタミナ」だとした。
井上尚弥は「軽量級の中心は日本」と表現している。恵良はその言葉を借りつつ「日本のレベルの高さはすごく実感してきた」と認め、海外経験から「粗削りで日本選手の繊細さを打ち破る選手もいた。彼らから学んだ上で日本に壁を打ち破りたい」と意欲。
さらに、寺地拳四朗に対して「本当に尊敬している」としつつ、「ほんますみません、百烈拳は僕の方が速い」とアピール。さらに、「僕自身が本当にやってみたいなと思う選手」として、那須川天心を挙げ、「負けたことのない人は、どういう選手なのか。彼からは揺るぎない自信を感じる。だからこそ、一度拳を交えてみたい」とメッセージを伝えた。
出典:ORICON NEWS
引用
(引用:恵良敏彦 公式X)先程記者会見終わりました。
— 🇯🇵恵良敏彦 TOSHIHIKO ERA 零九参 (@toshihiko_era) November 12, 2024
本日は沢山の記者の方々にお越しいただき、誠にありがとうございました。
自信の生き様が誰かの勇気や希望に繋がれば幸いです。
恵良敏彦は世界の頂きに登ります。 pic.twitter.com/DMbZ495cQV
「本来はフライ級が主戦場もKO勝ちを重ねて行く度に海外では同じ階級で対戦相手が見つかりにくくなり5階級に渡り試合をやってきた。その中で(計量での)体重オーバーは当たり前で、身長が最大25センチ以上の数階級上の選手とも戦って来た。厳格なルールありきの日本ではあり得ない戦いの連続を勝ち抜き今がある。海外では判定は不利、KOでしか勝てないと思い考えでトレーニングして来た。
自分にしか出来ないパフォーマンスを日本のボクシングファンの皆様にお見せしたい」と締めくくった。 地元北九州に住民票を移し北九州市民として戦うと言う恵良敏彦選手の日本デビューは来春になる予定。
■プロフィール
恵良敏彦(えら・としひこ)
1975年1月21日、福岡県北九州市出身、陽光アダチボクシングジム所属
戦績31勝25KO2敗1引分
Wikipedia
Wikipedia
・獲得タイトル(公式発表)
タイ国フライ級王座
タイ国スーパーフライ級王座
タイ国バンタム級王座
タイ国スーパーバンタム級王座
インドネシアフライ級王座
インドネシアスーパーフライ級王座
WBAアジアフライ級王座
ABFアジアライトフライ級王座
ABFアジアフライ級王座
ABFアジアスーパーフライ級王座
ABFアジアバンタム級王座
ABFアジアスーパーバンタム級王座
https://www.sanspo.com/article/20241112-
CW65N6TYQZMHJEO3F4257XLTFA/?outputType=theme_fight
https://boxingnews.jp/news/110417/
https://boxmob.jp/sp/news/index.html?nid
=33400&n=1
CW65N6TYQZMHJEO3F4257XLTFA/?outputType=theme_fight
https://boxingnews.jp/news/110417/
https://boxmob.jp/sp/news/index.html?nid
=33400&n=1
https://www.oricon.co.jp/news/2353888/
https://kyodonewsprwire.jp/release/202411079530
https://www.afpbb.com/articles/-/3548530
https://kyodonewsprwire.jp/release/202411079530
https://www.afpbb.com/articles/-/3548530