2022年12月15日(木)
【ブリ大根KAKERU】名プロデューサーのブランディング戦術
「大事なのは流行らせることじゃなくて、流行っているように見せること」
3年間連続、月間店舗指名本数毎月1000組over、2年間連続、月間店舗売上毎月1億over、歌舞伎町REDを作り上げたgroupdandyきっての切れ者『ブリ大根KAKERUプロデューサー』に聞く売れるホストクラブの作り方。
「ブリ大根」
ーKAKERUさんは鬼プロデューサーとのお噂をお聞きしていたのですが、全然印象と違いますね
鬼プロデューサーは昔の話です 笑
ー安心しました 笑。 鬼プロデューサー時代から「ブリ大根KAKERU」というお名前でやられていたんですか?
そうです 笑
初めは、美空 翔という名前だったんですが、REDに入店して「お客さんから名前を変えてよ」って言われてノリで変えました。
ーユーモアのあるお名前ですが、お客様方の反応が気になりますね
名前を変えて3ヶ月後には売上が3倍くらいに上がって1000万円に届いたので、改名は大正解だったと思います。
ー改名の効果が凄いですね! でも何故「ブリ大根」なんですか?
もちろんブリが旬の時期だったからです。
歌舞伎町RED
ー歌舞伎町だけでなく全国的に名前の知れたREDさんですが、ここまでの店舗を作り上げた現在、KAKERUさんが思うウィークポイントを教えてください
プロデューサーになり、最初にREDが日本一になるまでのシナリオを考えたんです。始まりを考えるとそこが一番重要だったのかなって思いますね。
ーシナリオですか
そうです。
まずはREDというホストクラブを知ってもらう所を一番に考え、ツイッターに力を入れて認知度UPを狙いました。その中で発信する内容を細かく精査して店舗のイメージを作り上げて行きました。
ー現在のように、完全にSNSで個人発信をする様になる前の時代ですから、当時としては斬新だったでしょうね
そうですね。
グルダンは当時、ホスト業界では老舗のイメージが強かったです。その老舗クラブのイメージからアイドル店として一新する様なイメージを持っていました。
流行りを作る
ーSNSを使ってのブランディングはどの様な戦略があったんですか?
流行っているブランディングです。まさしく流行を作るという戦略で、待ちができるくらい流行っているお店、日本一のホストクラブというイメージを広めました。
ーSNSでの集客が一般的になる前のホスト業界では斬新な戦略だったでしょうね
そうですね。
ただ、ブランディングだけの、中身のともなっていない店舗では所詮一発屋で終わってしまいます。なのでブランディング以上に従業員の教育、一人ひとりのブランディングには力を入れました。
ーキャストさんの教育や売り方に関しても戦略があったんですか?
そうですね。
男の子達一人一人に合ったブランディングをするっていうのは、店舗のブランディング以上に気にかけていました。店舗のブランディングもそうですが、中身が伴っていないのが一番良くないです。なので教育面に関しても厳しすぎるくらいには力を入れていました。でも中身は時間管理や礼儀作法、約束を守る等、人としての当たり前のことを当たり前にやらせるくらいのことですが。
ーなるほど!大きなブランディングや宣伝以上に中身の教育に重きを置いていたんですね
はい。
その結果、2年で年間売上2000万から1億円に、3年目にグルダン最優秀店舗賞を2年連続で獲ることができました。
ーREDさんだと有名なキャストさんもかなり多いですよね
そうですね。
REDでは10名以上の億越えプレイヤーを輩出しています。山田北斗や椿麗を筆頭に鳳条歩や夜空カケル等の有名ホストが火付け役になりました。
キャリア
ーKAKERUさんはずっとgroupdandyさんなんですか?
元々は他店からのスタートで、3年半経験を積みました。そのうちの2年は掃除組でしたが 笑
その店舗の3年目に売れてNo1になった翌日、出勤して当時の社長に『もう思い残すことないから、辞めて大手に行きたい』と伝えました!
ーその店舗を辞めた後にgroupdandyさんに入った形ですか?
そうですね。
退職した2ヶ月後の23歳の時に出来たばかりのREDに移籍しました。25歳でプレイヤーを引退した後、代表職を経てREDでプロデューサーになりました。
ーPRISMさんの出店はいつ頃なんですか?
REDでプロデューサーに就任した2年後にPRISMを出店しました。PRISMも今年は店売で毎月1億はコンスタントに売りました。来年の春頃にはPRISMで2部を始めるので、毎月1億売れるお店になりますよ!!
ーカラーズさん絶好調ですね!
はい!
札幌のススキノで僕が手掛ける3店舗目、gdカラーズとしては初の地方出店となるRED札幌を出店しました!RED札幌は今、一番注目してもらいたい店舗ですね!内装から従業員の教育、運営に今一番力を入れている店舗です!
ーおめでとうございます!! gdカラーズとしての新たな幕が上がる訳ですね!
ありがとうございます!
group dandyきっての切れ物ブリ大根KAKERUプロデューサーは大御所を感じさせない柔らかい物腰とユーモアに富んだ人柄でした。
何故、売れるのか。売れる店舗やキャストには一概に「資金がある」「顔がいい」等、安易に片付けられない、もっと根底にある先を見据えた確かなプロデュース力や、根拠のある教育が何よりも大切であると、今回改めて感じました。KAKERUさんのお話をお聞きする中で、「なるほど」とREDやPRISMが歌舞伎町で何故これ程の知名度や評価を得たのか分かったような気がします。
驚くことに、PRISMの半数以上のキャストが平均年収2000万円程を手にしているそうです。今度、ブリ大根KAKERUプロデュースでOPENするPRISM2部からも目が離せません。
あなたも是非一度、ブリ大根KAKERUのプロデュースを味わってみては?
▼KAKERUさんSNS
TikTok 『PRISM』
店舗名: PRISM
住所: 新宿区歌舞伎町2-25-6 ホライズンビル2F
TEL: 03-5291-5511